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HDD故障の予防

デフラグの危険性


HDDが不安定だ,エラーが出たりうまく起動しなかったりする。
原因はわからないが,デブラグをやってみたらデータの修復ができるのではないか。
そんなふうに考えて,デフラグを行うことは非常に危険なことです。

ネットの中には,エラーが出た時にはデフラグをしてみましょうなどと,とんでもない解説があったたりしますが,信じてはいけません。
被害を拡大させて取り返しのつかないことになってしまう可能性があります。

デフラグは,エラーをチェックするツールではなくて,ファイルを整理して連続した空き領域を作り出すツールです。
HDDの中に分散されてしまったファイルをひとつずつ移動させていきますから,膨大なアクセスが発生しますし,数時間もかかることもあります。
エラーが発生しているような不安定なHDDに対してデフラグを行うことはデータを修復するところか,決定的に破壊してしまう可能性があります。

なぜならば,デフラグは,
・HDDを激しく動作させる
・動作途中でエラーが発生すると,デブラグが異常終了し,ファイルシステムが壊れる可能性がある。

以上の二つの理由で,HDDが不安定な場合には,決してデフラグを行ってはいけません。

デフラグをする時は,HDDにエラーが出ていない正常な時に行いましょう。
不安定な時に,どうしてもデフラグをしたいならば,その前にバックアップを取っておきましょう。

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